37歳〜?
35歳を過ぎた頃から逆算意識が高くなってる。
後何年生きて、どれだけ素晴らしい瞬間に遭遇するのだろうかと。
やりたい事は山程あるのだけど、具体的にコレ!なんてものは
実は無いのだ。
もっとガツガツ貪欲に自分から行動する人に
とても憧れるのだけどね。
酔っぱらった時には
いつも、なんでもできるぜ!みたいな強気な気持ちが
溢れ出るけど。寝たらすぐ忘れるさ。
その辺はいつもカミさんに指摘される。。。
振り返ってみると僕の人生のターニングポイントは
必ず誰かに誘われて好きな映画や音楽やラジオの世界に
導かれている。
その時々の出会いなんかでどんどん流されていく事で
結果として楽しかった!とか、恥ずかしかった!とか
物足りなかったなあ!とか、ヤメときゃ良かったかなぁ〜とか
思いつつ、やっぱり無駄は無かったと思えるように
最終的に笑えれば、笑い飛ばせれば、
ま、いっか。という考え方で結局アッという間に
時間は過ぎていく。
十何年前に知り合った人達が
それぞれの思いで変化していく様を
便利なインターネットで知ると
時に焦ったり、羨ましかったり、
励まされたり、嬉しくなったりする。
僕はラッキーなことに
またラジオの世界にお邪魔する事ができた。
しばらくマイクの前で声を出す事をしてなかったので
まだ感覚のリハビリ状態が続いてるけど
この感覚も凄く新鮮だ。
3年くらい前、
担当するラジオ番組も消滅して
僕はどこへ向かってるか分からない時期の事。
会う度にいつも僕を癒してくれる
田村邦子さんと首里の喫茶店で話をしたのを憶えている。
「僕はまだまだ言葉が足りない」と僕。
田村さんは感心したような口調で
「ほ〜う。そう。それはスゴイね」と。
そのやりとりを今、思い出した。
今、思うに足りないのは言葉じゃなくて経験だったと思う。
すごく単純だ。
「悩んで学んで」という時間を否応無く過ごす事で、
必ず新しい出会いがある。
ほとんど毎日が未知との遭遇と思えば
色々な発見ができる。
時間が解決したり、しなかったりする
日々のページを過ごしながら、
「なんくるないさぁ」の言葉が深みを増すように
ひたすら起きて食べて寝る。
別に悟ったわけでは全く無いのだけれど、
多分、きっと、
僕はこんな感じでウダウダ考えながら
なるだけ美味しいビールが飲めることを願って
ずっと大好きなレコードをずっと聴いてるのだ。
それでいいじゃん。
「悪くない」と村上春樹ふうに
今もビールを飲みながら音楽に身をゆだねて
ブログを書いてみた。
なんて乱文だ。
恥ずかしいけど残しておく。
今年の8月の終わりに名護のBAR HEAVENの最後の祭りの後の風景。
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